■特 徴 |
褐色のボディにベージュのラインが1本走るだけの地味な体色だが、尾ビレが赤く染まり、可愛らしい印象がある。非常にポピュラーな種類で、最近では大型肉食魚の餌として、メダカの代わりに販売しているショップがあるほど安価で販売されている。 |
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■飼 育 |
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【エ サ】 |
人工餌で問題ないが、口のサイズを考え餌を選択したい。 |
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【その他】 |
本来は熱帯ではなく温帯に棲む魚であるため、低温にはかなり強い。しっかりと暖房された室内で、ヒーターなしに越冬したという報告があるほどである。非常に丈夫で温和なため、混泳に最適。 |
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■繁 殖 |
【雌雄差】 |
メスはひと回り体が大きくなり、繁殖期には腹部が卵で大きく膨らむ。 |
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【繁 殖】 |
水草の茂みに産卵するタイプで、繁殖は非常に容易。毎日少しずつ産卵するので、本種のみの単独飼育であれば、産卵水槽を用意する必要もなく、勝手に増えていく。 |
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■備 考 |
最近本種のロングフィン・タイプも輸入されるようになり、ロングフィン・タイプにありがちなバサバサとした安っぽい感じのない非常に美しい改良品種なので、原種にも増してお勧めである。また、中国広東省の生息地はすでに環境破壊により消失しているとの説もあり、これからも水槽内でしっかりと種の保存をしていきたいものである。 |
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